水質汚濁の恐ろしさ

水質汚濁の脅威とその事例

水質汚濁の脅威とその事例

人々の生活様式の変化、産業活動の発展により、私たちは自らの手で水質汚濁を進めていっているといっても過言ではありません。ちょっとくらい・・・といった軽い気持ちでいることが、実は大きな被害を生み出す原因となるのです。

今までの大きな被害としてどのようなものがあるのか見てみたいと思います。

日本で起こった水質汚濁の大きな例として、
水俣病と、イタイイタイ病があります。

水俣病

水俣病

熊本県水俣市で起こった公害病。新日本窒素肥料(現在のチッソ)水俣工場が行ったアセトアルデヒド生産時の触媒による副産物であるを含んだ廃液が汚染処理を十分行わないまま海に流され、この廃液中のメチル水銀が生体濃縮され、付近で獲れた魚介類を摂取した住民に水銀中毒の被害が発生しました。

症状としては、手足のしびれが起き、その後歩行困難に至る例が多く、重症例では痙攣、精神錯乱などを起こし、最後には死に至るケースも見られました。

2004年、長い期間を経て、ようやく最高裁判所で政府の責任が認められる判例が出ました。

イタイイタイ病

イタイイタイ病

富山県神通川で起こった公害病で、岐阜県神岡町(現・飛騨市)の三井金属鉱業神岡鉱山が、亜鉛製錬において、鉱石である閃亜鉛鉱に含まれるカドミウムを除去せず、汚染された排水をそのまま神通川に放流していたことが原因と言われています。

症状の進行、経過については未だ解明の進んでいない事象も多いものの、カドミウムの慢性中毒により腎臓障害を発症し、骨軟化症をきたすことでイタイイタイ病に至ると考えられています。

上記の症例のように、「ちょっとだけ」「自分だけ」と言った考えが公害病と言う大きな病気に導くことになってしまうのです。

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